パニック障害
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パニック障害とは
- 「電車で息苦しくなる、動悸がする、めまいがする」
- 「外出して人ごみに行くと、胸が苦しくなり、立ちくらみがする」
- 「エレベータに乗ると、呼吸が苦しくなり、強い恐怖感に襲われ、死にそうな気持ちになる」
パニック障害は突然激しい息苦しさ、動悸、悪心、吐き気、めまい、過呼吸に襲われ、「このまま死ぬのでは」という強い不安感にとらわれることがあります。ベースにまた起こるのではないかという強い予期不安があり、制御不能のパニック発作を伴うことがあります。
パニック障害の症状
こころの症状
- このまま気が狂ってしまいそうな制御不能の恐怖感
- 「このまま死んでしまいそうな」強い不安恐怖感
- また「息苦しさ、過呼吸、しびれ、めまい、吐き気」などの突発的なからだの症状が起こってしまうのではないかという強い不安恐怖感、など
からだの症状
ドキドキする、胸が苦しい、過呼吸、気持ち悪い、吐き気、頭が痛い、お腹が痛い、下痢、めまい、手足が震える、など
パニック障害の治療
パニック障害の方は、ベースに強い不安感があり、ひとつの事柄を過剰にネガティブにとらえる傾向があります。「コップに半分水がある」状態をパニック障害の方はほとんど「コップに半分しか水がない」ととらえます。いわゆる「認知のゆがみ」が見られます。このネガティブな自動思考を認知行動療法などで矯正することで、よりバランスの取れた認知にいたる訓練をします。
またパニック障害の方は、意識が「過去」、「未来」の方向に向かいがちで、現在がおろそかになっている場合があります。したがって、ネガティブなことばかり考えて、行動がおろそかになっているときがあります。運動をほとんどしていない方が意外と多いです。
また、「パニック症状が起こったらどうしよう」という「過去」、「未来」への不安が強いですが、ときには「ありのまま」に「どうなろうと天にゆだねる」という境地に近づけば、症状がなにも起こらないことがあります。
朝の散歩、適度な運動を習慣化することで、意識を現在に戻し、またセロトニンを活性化させることで、思考が前向きになります。
また呼吸など自身の現在の「いま、ここ」の身体活動に意識を集中することで、過去未来への意識を断ち切り、こころの平安を保つマインドフルネスも有効です。
「何とかなる」「ありのまま」「ちょっとやってみよう」という気持ちが習慣化すると、症状が改善していきます。
また、漢方薬、セロトニン系のお薬、不安を和らげるお薬により、比較的短時間で簡単に症状の改善を図る方法もあります。
- 院長
- 高坂満
- スタッフ
- 13名(医師、公認心理師、看護師他)
- 標榜科
- 心療内科、精神科
- 住所
- 〒330-0802
埼玉県さいたま市大宮区宮町2-10
シンテイ大宮ビル6階 - 電話
- 048-729-6365
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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水曜日は臨時休診
休診日:年末年始、GW、夏季休暇など